タクシー会社の給与体系や待遇の基礎知識

名古屋のタクシー会社でも他のタクシー会社によくある給与体系が選択されています。

 

固定給と歩合給、手当が主な収入になり、ボーナスは年に2回ほど設定されているのが一般的です。

 

固定給と歩合給の2つがメイン

愛知県名古屋市にあるタクシー会社の多くは、固定給17万円ほど、歩合給が売上の約6割ほどに設定されています。

 

そのため、1カ月でタクシー運転手として売り上げた金額が20万円あれば歩合給の計算に基づいて約6割の12万円ほどが加算されて29万円が1ヶ月の収入となります。問題はこの歩合給20万円が稼ぎ出せるのかどうかですが、これはそんなに難しいものではないと言われています。

 

隔日勤務では1ヶ月のうちに約12日ほど勤務することになりますが、その1日に得られる売上は2万円から6万円ほどと言われており、2万円の売上を10日間続けるだけで条件を満たせます。

 

固定給が決まっていて、歩合給もある会社は優良企業なため、訴訟や給与未払いトラブルなどをそれほど心配しないで働くことができます。タクシー運転手に転職する時点で優良企業を選び出すようにしましょう。

 

残業手当や超過勤務手当がある

隔日勤務、日勤勤務では会社の要望やお客さんの多いときには超過勤務することになってしまいます。

 

勤務時間が終了する時間帯に一番忙しい時間になってしまった場合に、会社から依頼された場合は超過勤務や残業扱いで更にタクシーを走らせることになります。

 

この場合は、その時点での売上の歩合給と残業手当が支給されるのが一般的です。ただし、会社によっては残業の時間とその売上によっては歩合給の支給よりも手当の支払いをした方が労働者の収入になる場合があるため、この辺の手続きは会社と労働者との交渉も必要です。

 

残業手当が良いか歩合給が良いか

残業手当がどれだけ残業をしても合計で1カ月20000円までに設定されている場合は、タクシー運転手はおそらく残業をしようとはしないでしょう。

 

運転手が自主的に残業をして歩合給を稼ぐのを防ぎ、間接的に労働者が働きすぎて過労状態になるのを予防する可能性があると考えられています。それに対し、1日1時間の残業をした場合は売上はせいぜい3000円から5000円ほどで、歩合給は6割ほどの1800円から3000円、勤務日数が12日だった場合は高くても36000円ほどにしかならないです。

 

この場合は、歩合給を稼げるようにしてしまうと超過労働と過労が重なって事故が起きる可能性がありますが、残業手当にシフトするとむやみに残業しなくなると考えられ、安全な運行ができるでしょう。

 

安全を取るか、利益を取るべきか、残業をどの程度許容するかなど総合的に考えて、この問題を解決しましょう。


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