タクシーでの労働日数対収入は本当に良いのか
最終更新日 2021年3月9日
監修・著者 株式会社しごとウェブ 佐藤 哲津斗
愛知県のタクシー求人では業界独特の勤務体系「隔日勤務」と「二車三人制」が多いです。
深夜の勤務も多く一見ブラックですが、想像以上に休みは多く、自由な勤務で魅力的です!
愛知県でタクシードライバーとして働いた場合、労働日数に対して割が良いのでしょうか?
- 現実は一般のサラリーマンとさほど変わらない
- 不定期な働きになる場合もある
- 老後や定年後の収入源として適している
さて、良いのか悪いのかわからないと思われるかもしれませんが、人によっては非常に魅力的な職場となりえます!
それぞれ詳しく見ていきましょう!
現実サラリーマンと変わらない
愛知県の一般的なタクシー会社では、固定給で一般的なサラリーマンより少し低い程度の最低限の収入が確保されています。
また一方で、歩合制によって給与に差が出てくるということは、これまでも述べてきました。
ここだけを切り取って見てしまうと、たいへん夢のある職種のように思えてきます。シフト制の場合も、事前に申告した休日は確保できることが多くなっています。
これらの内容を加味した上で、実際の勤務体系はどうなっているのでしょうか?
愛知県のタクシー求人をいくつか見てみると、月の休日は6日?12日程度と、かなり差があることに気付きます。これはタクシー業界特有の「隔日勤務」という特殊な勤務体系によるものです。
朝8時頃から深夜の2時頃の時間帯、つまり朝から明け方まで18時間?21時間ほど休憩をはさみながら仕事をしたのち、「明け休み」と呼ばれる1日分のインターバルが入り、翌日に休日、といったような「3日サイクル」を繰り返すものです。
あまり聞き慣れない言葉ですが、タクシー求人では全国的にこの隔日勤務が主流です。
隔日勤務は、2日にわたって昼夜連続で仕事をすることになるため、現実には明け休みも出勤にあたるので、休日は6?8日となります。一般的なサラリーマンと、あまり変わらないといったところでしょうか。
不定期な働き方になることもある
月の労働時間は法律で決められているため、明け休みを含めて隔日勤務の休日を換算した場合、労働日数は月に11?12日の計算になります。
勤務明けとはいえ、月に18?19日の休日があるわけですから、カレンダー通りに月曜から金曜まで働く一般的な会社員よりも、体感的には休日が多くなります。
次のカレンダーを見てみましょう。これは、隔日勤務で3日サイクルの仕事をした場合の勤務表です。
もちろん、ずっとこのサイクルというわけではなく、自分の希望に合わせて連休を捻出したり、同僚の休日をフォローしたりして、現実的には不定期な働き方になります。
この隔日勤務はいわゆる夜勤帯の勤務も含まれますが、それ以外にも様々な働き方をドライバーが選択できる会社が多くなっています。
普通のサラリーマンと同様に平日の昼間働く日勤や、昼夜逆転する代わりに確実に売上の稼げる夜間勤務も選択肢になります。また、これらを数週間ごとの交代制にしてシフトを組んでいる会社もあります。
また、二台の車をドライバー三人でまわす、二車三人制というシステムをとっている会社も多くみられ、愛知県のタクシー求人情報もこれらの勤務形態の中から、入社時に選択できる会社が多くなっています。
それぞれの都合に合った勤務体系を選び、多様な働き方ができるということも、タクシードライバーに転職することの大きなメリットといえるでしょう。
老後や定年後のお小遣い稼ぎにはちょうどいいかも
タクシードライバーへの転職を検討するにあたっては、これらの条件を確認したうえで、自分の生活サイクルや要望に合った会社を選択することが望ましいものと言えます。
小さなお子様のいる家庭で共働きの場合は、隔日勤務は学校や保育園のスケジュールに合わせることが難しいということから、一般的に日勤を選ぶ方が多いです。
しかしお子様が進学したり自立したりして手を離れた方には、休みが多く比較的自由度が高い隔日勤務が好まれる傾向にあります。
特に老後や定年後は、免許を取得してからドライバーとしての経験をある程度積み重ねていらっしゃる方も多く、安定した収入を確保してお小遣い稼ぎをするには適した職種であるといえるでしょう。
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